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餃子のデータからみる、飲兵衛の肩身の狭さ

いわゆる左党、飲兵衛の筆者がお届けします🍶
毎年公表される家計支出にどこよりも注目している都市は、静岡県浜松市、栃木県宇都宮市、そして宮崎県宮崎市の3都市なのではないかと思います。
この3都市といえば、ピンとくる人もいるのではないでしょうか?
そう。この3都市は餃子の有名どころ。餃子の家計支出額で長く競い合っています。
昨年は浜松市が、2020年以来に首位を奪還して話題となりました!長年データと向き合っているせいか、このようなデータを見ると、つい考えてしまうことがあります。

餃子にはやっぱり、冷えたビール!

餃子とビールの関係は切ってもきれない仲ですよね〜🥟🍺
では、この3都市はビールの家計支出も上位なのでしょうか?
 
というわけで早速調べてみました!
結論から言うと、

浜松市  30位
宇都宮市 35位
宮崎市   11位

餃子との相関はないようでした...。

近年は若い世代中心に「とりあえずビール」といった飲み方も薄れているようで、お酒との付き合い方も多様化していますから、餃子にビールと思うこと自体が、もうすでに時代遅れなんでしょうね...。寂しいものですね…。

酒は百薬の長ではなかったのか?

私のような飲兵衛にとって、唯一のよりどころとしていた最後の砦、それは適量であれば「酒は百薬の長」という言葉。残念なことに、この最後の砦ががなくなる可能性が出てきてしまったんです…。
なんと昨今、どんなに少量の飲酒でも健康へのリスクが高まることが指摘され始めています。我々飲兵衛にとって、まさに不都合な真実という言葉が言い得て妙かもしれません。この状況に早速反応して、市場ではすでにアルコール度数が高めのチューハイ類を縮小する動きも出始めており、それに追随するメーカーが増える可能性もあります。
 
中国の洪自誠が著した『菜根譚』には「花は半開を看、酒は微酔に飲む」とありますが、そんな粋な飲み方ができない飲兵衛には少し風向きが変わってきたようです。

もっとも、飲兵衛たるもの、飲む口実なら、いくらでも作れますがね!笑

家計調査の酒類の支出額が高い都市と、健康寿命が短い都市に相関がないことを、データで示す飲兵衛がいずれ出てくるのではないでしょうか?
データがいつの日か飲兵衛を救ってくれることを願って、本日は餃子にビールで晩酌と洒落込みたいものです。

飲兵衛の行く末に乾杯!


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