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商品分析システム「d3」を多様な切り口での分析業務に活用!さらにオプション機能を活用して資料作成時間省略に成功!

今回、インタビューさせていただいたのは「商品分析ツールd3」を活用し、データ出力の速度が向上している小田急商事株式会社です。同社のシステム部門担当者に、d3導入の経緯と利用実態についてお話を伺いました。

小田急商事株式会社

当社は「私たちは、お客さま一人ひとりの“ゆたかで楽しく便利なくらし”をお手伝いいたします」の経営理念の元、小田急線沿線を中心に食品スーパーマーケット「Odakyu OX」を28店舗、コンビニタイプの「Odakyu OXMART」を3店舗運営しています。この他、駅構内に「セブン-イレブン」のフランチャイズ運営や外販事業を展開しています。
お客さま視点を重視し、「上質」と「感動」を体感できる店舗づくりを目指しています。

商品分析システムd3

社内のあらゆるデータを一元管理でき、小売領域に特化した集計・分析機能をもつシステムです。 現場の声を生かしたシンプルな操作性と、自由に設定できる柔軟性の高い分析を提供することで、"データを見る"文化を実現します。

Q d3を導入した背景について教えてください。

d3を導入する前のシステムは、分析結果の出力までに時間がかかっていたり、操作面でも使い勝手が良いとは言えなかったため、エンドユーザにあまり使われていないという状況でした。そこで、より便利な分析ツールを探していたところ、データコムさんからd3のご提案をいただき、2006年より稼働を開始しました。

Q d3はどのように活用されていますか?

主に週次や月次など、あらゆる時間軸においてカテゴリや単品実績のデータによる異常値の発見、対応後の結果検証など、PDCAサイクルを回すためのツールとして活用しています。また、伝票、予算、在庫、勤怠、生鮮・惣菜部門の製造実績などもd3へ連携することで、様々な切り口での分析業務に活用しています。

Q どのタイミングでd3が使えるツールだと感じましたか?

「エクセルデザイナ」(d3のオプション機能)を導入したタイミングです。
本機能は10年ほど前から活用しており、資料作成業務の短縮に貢献できています。一例としては、各店舗の部門別朝礼で使用する前日実績、予算進捗、労働時間状況などを確認する資料のエクセルセザイナ化です。これを手作業で作成する場合、必要なデータをd3から出力してエクセルへ貼り付けるという工程を複数回繰り返さなければなりません。朝礼は毎日行うものなので、各部門担当者が毎朝5分から10分程度をこの作業に取られてしまいますが、エクセルデザイナを活用した結果、資料作成時間を省略することができ、全店で1日あたり20~30時間分の作業負荷軽減につながっています。

Q 他にどのような活用をされていますか?

今までは店舗や商品部向けの検証用ツールという考えだったのですが、徐々に活用の幅に広がりが出てきています。一例として、エクセルデザイナで設定した内容をレポート予約することで、前日分の売上速報の帳票を基幹システムよりも早く確認できる仕組みをつくりました。この資料については経営層も活用しています。

Q 今後はd3を活用してどのようなことをやっていきたいですか?

現在、製販分析結果を店舗の生鮮・惣菜部門の商品製造オペレーションに活用する試験運用をしています。また、各種の数値検証用データや帳票が複数システムに分散してしまっているのでそれらをd3へ集約する計画をしています。POSデータ分析だけでなく、あらゆる数値分析がd3で対応可能となればエンドユーザもわかりやすいのではないかと思います。

Q d3は社内でどんな役割を担っていますか?

当社の基幹システムに次ぐ、欠かせないシステムだと考えています。d3無しには商売が回らないと言っても過言ではありません。

Q d3のイチオシポイントはどこですか?

一言で例えるなら、安い、早い、まるで牛丼みたいな感じですよね。
具体的にポイントをあげるなら、サーバーのスペックが許す限り、積みたいデータを何でも積めるところですね。
データさえあれば、実現できてしまう拡張性の高さが素晴らしいと思います。

営業担当タッキーのコメント

小田急商事様営業担当のタッキーです!

2006年にd3を導入していただいてから18年経ちました。
エクセルデザイナの機能を導入をきっかけに、たくさんの方にご利用いただき、日々の業務効率化による時間削減に貢献できていることに嬉しく思います。
今後も様々な活用事例やデータ分析をご提案させていただき、
小田急商事様にとって無くてはならない唯一無二の存在で居続けられるように全力でサポートさせていただきます!

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