秋といえば「食欲の秋」

少しずつ涼しくなってくることで、
秋を感じる10月。
そんな秋といえば、外せないのが”食欲の秋”です。

秋には美味しくて
栄養価の高い食材が沢山ありますが、
旬の食材を意識して摂れていますか？
気温が下がる朝晩の冷え込みに負けない、
元気な体になれる旬の食材を
いくつかご紹介します！

熟成されてホクホクな「カボチャ」

1年中スーパーで見かけるカボチャ。
国産かぼちゃの収穫ピークは夏ですが、
そこから数ヵ月保管して甘みを引き出す手法である
「追熟」をしたカボチャが
多く出回るのは秋なんです。

普通、野菜は採れたてが1番美味しい！
というイメージを持たれがちですが、
かぼちゃは収穫してすぐよりも、
数ヶ月保管した追熟後の方が美味しくなり、
栄養価も増えるんです！

秋のかぼちゃならではの、
甘くホクホクとした食感を楽しんでください。

秋・冬に収穫した「ニンジン」は調理向き

上記のカボチャと同じく年中手に入る野菜ですが、
ニンジンには江戸時代に伝わった東洋系と
明治時代以降に入ってきた西洋系があり、
現在、主に流通しているオレンジ色のニンジンは
西洋種の「五寸人参」といいます。

冬（10月～12月）に収穫される「五寸人参」は
「冬人参」といわれ、
甘味が強く栄養価が高いと言われています。

夏に収穫されたニンジンと比べて
身も締まっているようで、
炒め物や加熱調理に向いています！

旬の野菜をまとめて食べられる「炊き肉」！

鹿児島のご当地グルメ「炊き肉」とは？

「炊き肉」は真ん中がくぼんだ鉄板鍋を使い、
くぼみに各店特製の出汁を入れて作る、
鹿児島の郷土料理です。

焼肉と鍋の中間の料理になっていて、
食べ進めるほど肉と野菜の旨みが
出汁に溶け込み旨味が増していきます。

牛肉やモヤシ、
キャベツなどの具材が一般的ですが、
季節に合わせた旬の野菜も
ふんだんに使用できる簡単料理なので、
一人暮らしの方や時間の無い主婦の方でも、
野菜がしっかりとれる嬉しい料理です。

発祥は鹿児島に本店を構える「牛ちゃん」

創業30年以上の鹿児島天文館通りにある
老舗「牛ちゃん」のご主人が発祥の「炊き肉」は
鹿児島黒毛和牛を気軽に美味しく食べられる料理です。

こちらの店舗で出しているのは、
黒毛和牛にもやしやキャベツ、
玉ねぎなどの野菜をたっぷり入れ、
約16種類のスパイスで炊き上げたもので、
お肉も鹿児島産A5ランクの黒毛和牛が
贅沢に使用されています。

甘辛いタレと牛肉が絶妙にマッチして、
ビールや白ご飯が進む味わいです。
その美味しさから著名人も多く足を運ぶ
人気のお店になっています。

簡単に作れる！旬野菜の炊き肉レシピ

日本には旬という
野菜を美味しく食べられる時期があります。

もっとみなさんに
旬野菜を食べてほしいという想いから、
データコム社オリジナルで
旬の野菜を使った
簡単ワンパンレシピを制作しました！

白だしと、にんにくのだしを使っているので
あっさりとしながらも
コクのある味わいになっています！
かぼちゃ、パプリカ、ニンジンの緑黄色野菜で
栄養バランスもバッチリです◎

材料（4人分）

作り方

1. もやしは洗って水気をきる。キャベツはざく切りにする。カボチャはワタと種を取り除き、薄切りにする。パプリカは薄切りにする。ニンジンはピーラーでそぐ。ニラは3cmの幅に切る。

2. フライパンにキャベツともやしをドーナツ状に広げる。その上にまんべんなく豚肉を広げ、カボチャ、パプリカ、ニンジンを乗せる。中央のくぼみにニラを乗せる。

3. フライパンに★を注いだら中火にかけ、フタをする。沸騰したら弱火にし、10分加熱する。

4. 好みで焼肉のたれやポン酢につけて食べる。

作る際のちょこっとポイント！！

• 豚肉以外に牛肉で作るのもおすすめです！

• ベースとなるキャベツともやし以外はお好みの野菜に変えられます。

• カボチャは厚すぎると火が通りにくくなります。

• タレはなくても美味しくお召し上がりいただける味付けですが、好みで焼肉のタレやポン酢で味変をするのもおすすめです。

栄養価（1人分）

レシピを制作してくれた管理栄養士さん

端場愛さん
管理栄養士。
学生寮や高齢者施設などで
幅広い世代の栄養管理に従事。
出産を機にフリーランスとなり、
食と体のつながりについて
分かりやすく伝えるためにライターとして活動中。
簡単でちょっと健康になれるような
レシピ開発が得意。

データコムオリジナル！レシピカード配布中

今回端場さんに作成いただいた
「炊き肉」レシピでレシピカードを制作しました！

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