【スポーツ×スーパー×IT】宮城県に拠点を置く3社でフードドライブを実施しました!!
国民の20人に1人
この数字を聞いた時、私は衝撃を受けました。
皆さん、これが何の割合か分かりますか?
実はこれ、日本国内の飢餓を経験したことがある人の割合なんです。
信じられますか?
私がイメージする飢餓は海を越えた遠くの国の話で、初めて聞いた時はまさか日本でこれだけの人が飢餓を経験したことがあるなんてという印象を受けたのを覚えています。
特に食品を扱う小売業に近いところで働いていると、よく耳にするのはフードロスの多さ。とてもではありませんが、飢餓なんて考えたことはありませんでした。
しかし、現実に日々の食料を必要としている方が多くいます。
そんな方々を支援する取り組みとして「フードドライブ」があります。
今回はフードドライブの取り組みを1人でも多くの方に知ってもらいたいという気持ちもあり、データコムで行ったフードドライブについてまとめました!
フードドライブとは
そもそもフードドライブって?
ということを簡単にまとめるとこんな感じです。
そもそもの起源はアメリカで、食品ロス削減と生活困窮者支援の目的で行われており、2000年代あたりから日本にも広がってきたそうです。
SDGsへの意識の高まりとともに、最近耳にする機会が増えてきているように感じますが、私も実際にやることになって、意識的に見てみると、意外と身近なコンビニやショッピングモールでもやってたりします。
宮城県に拠点を置く3社でフードドライブ実施
そんなフードドライブを実際にやってみようという話になったわけですが、きっかけはマイナビ仙台レディースへの協賛でした。
マイナビ仙台レディースは仙台市を本拠地とする女子のプロサッカーチームで、SDGsへの活動も積極的に行っています。
データコムとしても、食品を扱う小売業に携わる企業として、飢餓や食品ロスなどの社会問題解決に貢献していく必要があるという認識があったので、SDGsに取り組むマイナビ仙台レディースの協力を得て今回の企画が立ち上がりました。
さらに今回は、少しでも多くの方に知っていただく事を目的に、生活者との接点を持つウジエスーパーにも協力をいただき、宮城県に本社を構える3社で連携して実施することになりました。
いざ、フードドライブ
実施概要はこんな感じです。
各店舗やオフィスに回収用の箱とPOPを設置して、1週間食品を回収しました。
計44.64kgもの食品が集まりました
多くの方のご協力があり、1週間でなんと約270点、44.64kgもの食品が集まりました。主な食品としてはお菓子や乾麺、缶詰などです。
今回集まった食品は仙台市社会福祉協議会へ寄贈したのですが、寄贈式の際には、最近支援団体に提供する食品が不足してきているという話もあり、今回の取り組みが僅かばかりでも貢献できていればと思いました。
改めてご協力いただいた皆様ありがとうございました。
実際にやって分かった「フードドライブ」とは
今回、1週間という限られた期間での実施だったので、正直食品が集まるか不安でした。しかし、やってみると告知を見て協力してくださる方がいらっしゃり、結果的には多くの食品が集まりました。スタジアムでは対面で食品の回収を実施したので、人々の助け合いの精神みたいなものを感じて勝手に心温まってました。
一方で、難しさを感じた面もあります。
当然のことですが、フードドライブはその場ですぐ参加できるものではないので、スタジアムや店舗に来て初めてやっていることを知った方に参加いただけず、運用面では反省点が残りました。
今回の取り組みでは、事前の告知の重要さやある程度の期間の実施がないと「次来た時に」と思ってくださった方の次が無い状態になってしまうという歯がゆさを感じました。
次回以降はここを改善したいと思います。
今後に向けて
フードドライブの取り組み自体、継続的に必要とされるものであって、一度きりで終わってしまっては意味が無いものです。今回は、初めての取り組みだったので、まずは多くの人に知っていただくということを考えていましたが、次のステップとしては、継続的にこの活動に貢献していくことだと思います。
データコムとしても今回の活動を機に、冒頭で触れたような地域/社会の課題解決に向けた取り組みを増やしていきたいです。
裏話
今回、ウジエスーパーさんの店舗に箱を設置して回るのににレンタカーを予約していたのですが、運転の際に眼鏡が必要な私が、眼鏡を忘れる痛恨のミスを犯し(ペーパーだから運転しないで済むようになんてことは決して考えてません)、上司の運転で4店舗回ることになりました…
猛省してます(笑)