【未だ現役】レジェンド作曲家ジョン・ウィリアムズに学ぶ"シニア"の捉え方
突然ですが、「世界最高のオーケストラは?」と聞かれたら皆さんはなんと答えますか?
私だったらウィーンと答えるかなぁ…
一般的にもウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団などをイメージする人が多いようです。
優秀なオーケストラは世界各国にありますが、やはりクラシック音楽の本場といえばヨーロッパ。
その中でも、オーストリアやドイツの楽団は別格ではないでしょうか。
何で、こんな話をしたかというと、
この後登場するレジェンド作曲家であり超元気なおじいさんとも言えるジョン・ウィリアムズのための前置きです(笑)
今回はジョン・ウィリアムズの活躍から"シニア"について考えてみます。
さて、もう一つ質問です。
世界で最も聴かれているオーケストラは?
今度はどうでしょう。
同じくウィーン?ベルリン?
これが違うんです。
あくまで一説ですが、ロンドン交響楽団という説があります。
理由を聞けば皆さんも納得すると思います。
ロンドン交響楽団は、
スターウォーズ
インディ・ジョーンズ
ジュラシック・パーク
など、ジョージ・ルーカスやスティーブン・スピルバーグといった世界的人気監督が手掛けるヒット作品の音楽の大半を演奏しているからです。
誰もが認める映画音楽の巨匠
そしてこれらの音楽の作曲者がジョン・ウィリアムズ。
彼は今やレジェンドと称され、ハリウッドを代表する映画音楽の巨匠となりました。
そんなジョン・ウィリアムズが昨年の9月来日したんです!
しかも、なんと御年91歳!!
セイジ・オザワ松本フェスティバルで、全て自身の作品からなるコンサートの指揮を執りました。
彼の年齢を感じさせない堂々たる指揮ぶりには、会場から惜しみない拍手が起こったそうです。
最近では、アクティブシニアという言葉も聞かれるようになり、歳をとっても元気な人はいっぱいいます。
90歳を超えて、現役で活躍するジョン・ウィリアムズもその一人でしょう。
年代別のグループ分けを再考する
最後に、そんなジョン・ウィリアムズの活躍からシニアの年代分けについて考えてみます。
小売業では一般的に、80代以上を一括りとして年代別のグループ分けを考えますが、元気な高齢者が増えていくと近い将来、
80代、90代、100歳…
というように細分化して見るのが当たり前の時代が来るかもしれません。
そうなると、年代別のシニアの線引きも、根本から見直す必要が出てくるでしょう。