世界最大級の流通小売向けイベント「NRFリテールビッグショー2024」に行ってきた！VOL.1
こんにちは！YUKIです！
今回は、2023年1月中旬にアメリカ・ニューヨークで開催された
「NRF Retail’s Big Show 2024」の様子を紹介したいと思います！
NRF Retail’s Big Showとは
全米小売業協会（＝National Retail Federation、通称NRF）が主催する
年次のイベントで、流通小売業界向けのものとしては世界最大級。
WalmartやLevi’sなどリーディングカンパニーの経営層が
想いや事例を話したり、流通小売を支えるシステム、
テックの企業が最新ソリューションを披露したりするため、
注目度が高く、世界各国から約40,000人が集結します。
コロナ禍の2022年※1は約15,000人、
コロナ収束後の2023年は約30,000人の来場だったので、
今年は近年稀にみる盛況ぶりと言えるでしょう。
世界の流通小売業および支援企業が
新たなステージへの一歩を踏み出し、
刺激や学びを求めていることを感じました。
※1 2022年の様子 https://gallery.intage.co.jp/nrf2022-report/
※2 2023年の様子 https://gallery.intage.co.jp/nrf2023-report/
印象に残ったセッション
NRF会長が捉えるアメリカ小売の現状と今後の方向性
イベントはNRF会長でありWalmart U.S. CEOのJohn Furner氏の講演で開幕。Furner氏は2023年のアメリカ小売業を振り返り、
「昨年は持続的なインフレ、高金利、世界的な情勢不安、組織的な窃盗で苦しい1年となった。しかし、小売業はResilient（忍耐強い）であった。」
と語りました。数字がそのことを物語っており、
アメリカ小売業全体は2022年対比で+3.6%成長し、
売上総額は5.1兆ドル（円換算 約740兆円）。
苦しい状況が続くなかでも、堅実な成長を遂げています。
2022年6月を境に、インフレ率の上昇はひと段落するも
依然として3～4%台で推移。
Furner氏が言及したその他のネガティブ要素についても
改善し切れていない状況であり、
これらを所与の条件として受け止めた上で、
新たな小売の在り方を考えることが必要です。
Furner氏も「商品やサービスの新たな提供方法を探索し、
顧客の予算を拡張しなければならない」と述べ、
一歩先を見据えて動くべきだと主張。
世界トップクラスのWalmart自体も、創業者Sam Walton氏の格言である
「You can’t just keep doing what works one time, everything around you is changing . To succeed, stay out in front of change. （一度うまくいったことをやり続けるだけではいけない。あなたの周りは常に変化している。成功するためには変化に立ち向かわなければならない。）」
に従い、変化に対応する取り組みを常に続けているようです。
YUKIのTwitterはこちらから！
NRF Retail Big Show 2024 has just opened🏃♂️ pic.twitter.com/rSo6h93Cho
— YUKI (@yukidatacom) January 14, 2024
＼コラボなどのお問い合わせはこちらから／
データコムでは取材やコラボnoteのご提案など随時受け付けております！
ぜひ下記より一度ご連絡くださいませ！