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チラシは空からばら撒くものだった?

皆さん、スーパーと言えば何が真っ先に思い浮かびますか?
季節を感じる生鮮食品、食欲をそそる出来立ての惣菜、日々の生活に欠かせない日配食品…などなど色々あると思います。
しかし、何か忘れていませんか?
スーパーと言えばもう一つ、デカデカと赤と黄色の数字が記載され、お得な商品が並んだチラシです!

皆さんの中にも、チラシを見て献立を考えるという人も少なくないのではないでしょうか?

HPでもスーパーにおける3つの”ない”顧客と、チラシについて取り上げたことがありましたが、今回は、そんな「チラシ」の語源から、今の「チラシ」の在り方を考えてみます!

「ビラ」は実は○○語由来の言葉

新聞の折り込みで各家庭に配布されるチラシとは別に、店頭などで従業員が直接手渡しするチラシは、「ハンドビラ」と呼ばれます。専門業者に委託する配布コストがかからない上、インパクトは強いと言われている優れもの。

この言葉にある「ビラ」って何語だかわかりますか?

カタカナ表記でもあり、英語と思われがちですが、実は江戸時代からあるれっきとした日本語だそうです。

一説によると、「片」や「枚」と書いて「ひら」と読むところから来たという話も…

ややこしいことに、手配りするビラは、英語ではハンドビルと呼ばれるため、余計にビラを英語と混同してしまうようです。

チラシは飛行機から撒くので「Flyer」

さて、本命のチラシですが、チラシは英語にすると「flier、flyer(フライヤー)」です。

そう、飛ぶものなのです。

昔、飛行機からまかれたことを由来として、その名が付いたそうです。

チラシはいわば店への招待状です。
招待するからには、それなりのおもてなしも必要なはずですが、毎回目玉商品が開店から早い時間に完売して、少し遅めに来店した人が手にできないこともよくあるのではないでしょうか。

売り切れ御免の小さな表示があるにせよ、おもてなしの精神からすれば、それはないだろうと不満を募らせる人もいるはずです。

特売商品が「Flying」するくらいの勢いで売り切れるから「Flyer」?

フライヤーというと、短距離走などではフライングの意味もあります。

2020年にはAKB48の「フライングゲット」という曲が人気を博しましたが、まさかチラシを、フライングするくらい早めに来店しなければゲットできない商品を掲載したものだから「フライヤー」なのか??

…と思うことはありませんが、ブログに記載したようにEDLPとの二刀流など、出来るだけ多くのお客さんが恩恵を被れるような施策があると、お店は満足度も上がり、顧客の維持が叶うし、消費者としてもいい商品をリーズナブルに手に入れられて喜ばしい限りだなと思います。


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