![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122310875/rectangle_large_type_2_82392a220e3de1673fcb2c8ae68b3685.png?width=1200)
社長が見つけてきた風変わりなサブスク使ったらオフィスが様変わりした
みなさまこんにちは!こむ子です。
「こむ子さんこれちょっとみて〜!」
そう社長に呼ばれ、見せてもらったのは、とあるチラシ。
ポスターが飾られた、おしゃれなオフィスが載っていました。
「また社長が変わったものを見つけてきたぞ…!」
面白さと1mmばかりの不安を抱えながら動き出した、
オフィスアートジャックについてお話しします。
今回はちょっぴり長めの内容になっているので、
ポスターの内容が気になる方は目次から
【気になる1枚「あの頃の思い出と」】を先にお読みください😼
アートと私と小野寺社長
まずはじめに、弊社の小野寺社長はアートが大好きです。
そして、大学時代に日本画を専攻していたこともあり、
同じようにアート好きなデザイナーの私に、
最近観た作品や、今度行く予定の企画展のお話をよくしてくれます。
今回もそんなノリで、社長がお話を持ってきてくれたのです。
アートポスターのサブスクリプションサービス
さて、冒頭でお話ししたチラシは
ChaledO( https://chaledo.jp )という企業のものでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1700553082312-NcVB9XHnLK.jpg?width=1200)
みなさまはこのChaledOという企業をご存知でしょうか?
「チャレンジド」が、
社会に溶けこんだ未来を表す
合言葉、「チャレド」。
全国の福祉施設と連携し、
描くこと、表現することが好きな人を対象にイラストを募集し、
「Chaledo subscription」を活用し全国のデザイナーに販売をしています。
このサービスに社長が共感し、
ポスターのお届けサービスを利用することになりました。
(案件じゃないですよ!笑)
毎月個性豊かなポスターがオフィスに届き、アートを楽しむことができます。
障がいのある方が描いた絵を使用して、
全国にいるデザイナーがポスターに仕上げたもので、
障がいがあってもなくても、重くても軽くても、
全ての人が役割をもって輝ける社会へ。
という一貫したChalrdOのテーマのもと、制作されています。
届くポスターは毎月様々なコンセプトで、
モチーフはもちろんのこと、色も画材もバラバラ、
具象的なときもあれば、抽象的な時もあります。
届くポスターは1枚1枚がまるで違うデザインで、
人間1人1人のように個性豊かです。
毎月ポスターは仙台の本社に届いているのですが、
東京のオフィスでもぜひ楽しみたい!ということで、
いままでの作品を本社から東京オフィスへ送ってもらうことにしました。
オフィスをアート空間に
そんなわけで前談が長くなりましたが、
計6枚の大きなアートポスターが届きました。
展示場所や展示方法に色々と迷いつつ…
そう、今は「芸術の秋」!
ということで誰が通ってもすぐに目に入るように、
まるで美術館や映画館のポスターのように、6枚一挙に貼りだしてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1700550535514-KBZQoUgUHP.jpg?width=1200)
無機質気味だったオフィスが、アートの力でぱっと明るくなりました。
これは何を表した絵なんだろう?どういう意図のデザインなんだろう?
と考えたり、この絵が好き!と各々が好きなポスターを見つけたりと、
オフィスのメンバーからも大変好評です。
アートの楽しみ方は人それぞれで、通りすがりに鑑賞してみたり、
じっと見比べてみたり、6枚のポスターがオフィスにすっかり馴染んでいます。
気になる1枚「あの頃の思い出と」
![森の中にいた時、珍しい昆虫に会った。作者は森の中にいたときに出会った「いた」を描いてくれました。-CONCEPTより](https://assets.st-note.com/img/1700550489067-nypjdcuZ3t.jpg?width=1200)
この6枚の中で、私の気に入った1枚は「あの頃の思い出と」。
クレヨンの豪快なタッチや、鮮やかな緑と赤がはつらつとした素材に、
デザイナーさんが遊び心で眼とカゴをつけたというこの作品。
原画名は「もりのいたとき」
素敵な素材なのにどうして眼やカゴをつけてしまったんだ…
豊かな色彩が具象的な表現に寄らずとも、
そこに「いた」をはっきりと見せてくれているのに…と
ただペラペラとめくって確認している時には、そう切なく思っていました。
しかし、床に並べて1枚1枚の全体を見ながら配置を考えてみると、
圧倒的に鮮やかで色数も多いだけに他の作品と馴染みにくく、
主役級の存在感を放っています。
素材だけではやや不安定な画面のバランスを、
黒い眼やカゴの存在がキリッと締め、
ポスターとしての完成度を引き上げていることに気づきました。
素材感のない黒の効果か、それとも眼の効果か、どちらもなのか。
眼の存在感というのは非常に大きく、
作品の良し悪しを左右するとまで言われています。
だるまには最後に眼を入れますが、
このポスターも最後に眼を入れたのでしょうか?🤭
色々と想像も膨らみますよね。
どんな印象があったか、ぜひコメント欄で教えてください☺️
さて今回は、共創するアートサブスクリプションサービスを利用した、
オフィスアートジャックについてお話しさせていただきました。
次回のオフィスアートジャックは何にしようか画策しているので、
なにか素敵なアイディアがある方はぜひコメントで教えてくださいね!