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4大スポーツ全てを観戦して気づいたこと|乗換ついでに、シアトルのホリデーを体験してきたVol.5

今回も引き続き、シアトルのホリデーについて。
アメフトだけではなく、アイスホッケーも観戦してきたので、
NHLならではの特徴について現地レポートしていきます!

前回の記事はこちらから↓

氷上での白熱した戦い

試合の様子については簡単に。
試合は20分×3セット=60分なのですが、
アメフト同様にタイムアウトが多く、実際に要する時間は3時間以上です。

現地で観戦していて痛感しましたが、
選手たちにとってタイムアウトは必須。
不安定な氷の上で、全力疾走したり、
タックルし合ったりするには相当な体力を必要とするでしょう。

観戦者目線で言うと、基本的な試合の流れはアメフトと類似しています。
ザックリ言うと、「選手入場、国歌斉唱、試合開始、タイムアウト中のコンテンツ、ハーフタイム、試合終了」といった感じです。

今回は対戦相手がバンクーバーだったので、
カナダ国歌斉唱もあり、選手およびファンが両国を称える姿が素敵でした。

国歌斉唱の様子

タイムアウト中のコンテンツは、NFLと似ている印象で、
ファンに掛け声を求めるものから始まり、「This or That」ゲームや選手のファッションショーなども既視感。
ある程度、アメリカで多用される“ファンを楽しませるための定石”なるものが存在するのかもしれないなと思いました。

This or Thatゲームの様子

NFLと違う印象だったのは、
チームのハッシュタグが付いたSNS投稿を紹介するコーナー。
モニター上で思い思いの写真が紹介され、
ほっこりとした雰囲気になります。
新興チームということもあり、試合とSNSを絡めて、ファンの定着に注力しているのではないかと推測しました。

4大スポーツすべてを観戦した上での気づき

今回の観戦をもって、4大スポーツをひと通り観たことになります。
その上で、全てのリーグに共通して言えるのは、「草の根活動」が非常に上手いということです。

お伝えしてきた通り、日本のスタジアムや球場に比べると、
両親と子供という組み合わせがとても多い印象です。

また、祖父母、両親、孫という3世代の組み合わせもよく見かけました。
そして、観戦を通して、両親や祖父母が安心して子供たちを
連れてこられる環境が整っていることを体感し、合点がいきました。

子供の時から、両親に連れられて試合を観戦することで、
地元チームへの愛着を持ったり、その競技自体に興味を持ったりしてもらうことは、チームおよび地域にとって非常に有益です。

熱心なファンが絶えず生まれることでチームが支えられます。

そして、チームと競技を通して、地域のスポーツ振興にも貢献することで、永続的に発展するホームタウンを築いていけるでしょう。

日本でもプロ野球などで「ボールパーク」という言葉が使われるようになり、若い世代を呼び込もうと努めており、今後の発展が非常に楽しみです。

一方、ソフト面の充実には改良の余地があるのではないかと感じます。

試合中の演出や試合前後の雰囲気醸成に工夫を凝らすことで、ファンとファン、ファンとチームが共鳴し合い、一層盛り上がりを見せるのではないでしょうか。

私もスポーツチームのファンなので、
ファンの方々やチームと何か一緒に出来るようなことがあれば参画し、
そのチームやホームタウンを盛り上げていきたいと改めて思いました。


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