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徹底的にこだわりぬいた商品!好きなだけ買える陳列!?個性強めなオーガニック系スーパー【シンガポール出張#3(後編)】

シンガポール出張記も前回で終わるつもりでしたが、まさかの後編です(笑)
↓↓ 前編はこちら ↓↓

後半ではオーガニック系スーパーについてまとめていきます!

近年、皆さんもオーガニックという言葉を耳にする機会が増えてきたのではないでしょうか?
それはシンガポールでも同様で、シンガポールは、健康問題への対策や多民族国家という背景もあり、日本よりもオーガニック食品が充実している印象でした。視察したスーパーには大体オーガニックコーナーがあったくらいです。
今回は、そんな中でも特にこだわりが光るオーガニック特化のスーパーをご紹介します!

ちなみにオーガニック食品について改めて調べてみたので、どんなものなの?という方は下記リンクをご覧ください。

正直、私も「オーガニックって添加物が入ってなくて体にいいんでしょ」くらいの認識でしたが、改めて調べてみると認定基準や環境への配慮などめちゃくちゃ厳選されたエリートみたいな食材でした。


普通の商品は無い!?「Ryan's GROCERY」

オーガニック系スーパー1店舗目は、「Ryan's GROCERY」。
シンガポールに2店舗を展開するオーガニック精肉、アレルゲン対応の専門店です。

精肉店というだけあり店内中央には大きなショーケースがぐるっと1周分あり、様々な種類のお肉が並んでいました。しかも、自然飼育のオーガニック牛肉など高品質なものがずらっと!!

その周りの棚はチルド、グローサリーに関わらず、どこを見てもオーガニック、グルテンフリー、アレルゲン対応と徹底的に高品質かつ健康に配慮された食品が所狭しと陳列されていました。

ビーガン対応のハンバーガーやシュガーレスのチョコレートなど、見ているだけで健康になりそうなラインナップ…!

なんでここまで徹底されているかというと、Ryan's GROCERYの創設者は乳製品、グルテン、ナッツ、大豆、卵、酵母にアレルギーのある息子のライアンくんが食べられる食品を探していた結果、お店を開くことになったという背景があるからです!
食材を探すために何度もオーストラリアまで足を運んでいるうちに、オーガニック食品がいかに美味しいかということに気づき、それを食事に制限のある人や目の肥えた食通に届けるためにお店を開いたそうです。

食事にこだわりを持った人も、このお店に行けばすべて解決と言えそうなほどラインナップが豊富でした。
オーガニックにさして興味のない私でも、面白いと思える商品がいっぱいあったので、是非一度行ってみてください!
私も今度、オーガニック食品にチャレンジしてみます!!

詳細はRyan's GROCERYのHPまで

名は体を表す!量り売り特化の「SCOOP WHOLEFOODS」

「SCOOP」は"すくう"という名前の通り、量り売りをメインとして、オーガニック、自然派食品を扱うお店です。

人にやさしく、環境にもやさしく

SCOOPの設立の目的として、「高品質の食材をより手ごろな価格で提供する」というものがあり、消費者の健康にも財布にもやさしいお店になっています。
また、SCOOPでは「健康的な食品、意識的な消費、そして無駄のない世界」をうたっており、環境への配慮に余念がありません。
販売する製品、仕入れ、パッケージと各段階において環境への影響を最小限にとどめるための努力をしています。

SCOOPの特徴

特徴の1つ目は、「量り売り」です!

店内では各種スパイス、チョコレート、スナック、米、穀物などなど…様々な食品が写真のように量り売りで並べられています。

こちらもラインナップは圧巻ですね…
この棚が表裏3列分くらいありました。
さらには、食品に限らずシャンプーやトイレ用の洗剤まで量り売りで提供していました!本当に何でもある(笑)

このSCOOPの特徴である、量り売りによって高価なオーガニック食品も好きな量だけ購入できるので、値段も高くなり過ぎないという訳です。
HPには例えで2グラムでも購入できると書いてありました(笑)

特徴の2つ目が「使い捨てプラスチック0」です。

店内では商品を入れる紙袋が用意されていたり、再利用できる詰め替え容器の持ち込みが推奨されていたりと徹底したプラスチック削減の方針が取られています!

ホーカーの飲み物屋にて

また、これはSCOOPではないですが、街中のホーカーセンターでもストローの配布をしていませんでした。シンガポールの人は、マイボトルやマイストローを持ち歩くことが多いらしく、SCOOPの取り組みも環境への配慮の姿勢が強い国民性とマッチしているのかもしれませんね。

特徴3つ目は「オーガニック認証」です!

SCOOPの商品は約80%がオーストラリアのオーガニック認証を受けており、環境に配慮したラインナップになっています。
オーストラリアは世界で最も厳しい検疫法と食品安全法が適用されており、オーガニック認証の基準も、他の国より厳しい設定です。
この基準をクリアした厳選された商品が並べられているという訳です。

SCOOPでは、これらの徹底した取り組みと厳選された商品によって、人と環境への配慮を実現していました。

まとめ

今回のシンガポール出張では様々な小売店を回りましたが、シンガポールのお店はどの店舗もメッセージ性が強かったなという印象があります。HPに載っているストーリーと店舗での訴求がしっかり連動していることによって、共感した人は繰り返し利用するんじゃないかなと思いました。
また、オーガニック食品をこんなに見るのも初めてでした(笑)
日本では若干敷居の高さを感じるオーガニック食品も、シンガポールを見ていると健康志向や環境への意識が高まれば普通に取り扱われるようになるのかなと感じました。
今回紹介しきれなかった面白い店舗がまだまだあるので、是非シンガポールで色々なスーパーに足を運んでみてください!!

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