日本と全然違う?買い物が楽しくなるベトナムのスーパー3選!!
みなさん、海外のスーパーに足を運んだことはあるでしょうか?
文化や食生活が違う国でスーパーに行ってみると
様々な発見があり、とても面白いです。
今回は、私が海外研修で訪れたベトナムのスーパーの中で
印象に残った店舗についてまとめました!
ベトナム小売業の特徴
それぞれのスーパーを見ていく前に、
日本とはかなり違った特徴を持つ
ベトナムの小売業について簡単にご説明します。
ベトナムの小売業を語る上で欠かせないのが
「モダントレード」と「トラディショナルトレード」の存在。
「モダントレード」というのが
スーパーやコンビニなどの
いわゆるチェーン展開しているような小売業です。
反対に市場や個人経営の商店などを
「トラディショナルトレード」と呼びます。
ベトナムではトラディショナルトレードが圧倒的に主流で、
モダントレードの規模は小売業界全体の2割しかありません。
じゃあ、ベトナムではスーパーも古めかしい感じなの?
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
実際に見てみると、日本にも劣らないサービスが展開されていました。
今回の記事ではそんなベトナムの
印象に残ったスーパー3選をお届けします!
※モダントレードとトラディショナルトレードについてもう少し詳しく書いた記事はこちら
印象に残ったスーパー3選
ここからはベトナムで実際に訪れた店舗の中で、
内装や商品、サービスが
特に印象的だったスーパーを取り上げていきます。
それぞれのポイントを見ていきましょう!
圧倒的店舗数とオリジナル商品を展開するwinmart
winmartはベトナムの大手コングロマリット企業の
マサングループ傘下の小売業です。
その特徴は圧倒的な店舗数。
スーパーマーケット業態のwinmartが130店舗、
コンビニ業態のwinmart+が3,000店舗と
ベトナム国内のいたるところで赤い看板を目にします。
さらには、個人商店などを傘下に吸収しており、
「5年以内に25,000店舗を目指す!」
という驚くべき目標が発表されています。
そしてwinmartのもう一つの特徴が
オリジナルブランド「wineco」です。
ベトナムでも近年関心が高まるオーガニックフード。
winecoは遺伝子組み換えや保存料の仕様などを
厳しく審査された安全野菜ブランドだそうです。
オーガニックフードは、どこのスーパーでも若干値が張りますが
winmartの会員になると、なんと!20%OFFになります。
会員になるだけで、健康的な食材が安く買えるなんて
素晴らしいサービスだなと思いました。
買い物が楽しくなる陳列と利便性を兼ね備えたGO!
スーパーGO!(旧BIG C)はタイ資本の
セントラル・リテール・グループが
経営しています。
ちょうど訪れたタイミングが25周年ということもあり、
巨大なケーキが売場にあったりと賑わいを見せていました。
その中でも印象に残ったのが、商品の陳列方法です。
25周年のケーキもそうですが、
ペットボトルのコーラがタワーの様につまれていたり、
コーヒーの箱で観覧車を作っていたりと、
売場を歩いているとワクワクしてしまうような魅せ方に
ついつい足を止めてしまいました。
また、利便性という点については
優れた配送サービスを提供しています。
店内で購入した商品を無料で自宅に配送してくれたり、
自宅から電話で商品を注文すると配達してくれたりと、
消費者には嬉しいサービスなのではないでしょうか。
スニーカーから鮮魚まで何でも揃うmega market
こちらも外資系のスーパーで
タイのTCCグループ傘下に入っています。
mega marketは
・倉庫のような店内
・幅広い品揃え
・大容量商品の取り扱い
とコストコを思わせるような巨大スーパーです。
さらにはプライベートブランド商品(以下、PB商品)の開発にも力を入れており、
入り口を入ってすぐの所にmega marketの
PB商品であるスニーカーが積まれていました。
PB商品で
スニーカーまで展開している小売業は
なかなか珍しいのではないでしょうか。
そして、もちろん食料品も取り揃えられています。
中でも鮮魚コーナーはかなり広く、
切り身や丸魚などを氷の上にずらっと並べ、
新鮮さをアピールしているのが印象的でした。
最後に
今回取り上げた3店舗はいずれも大型チェーンでしたが、
規模が大きくなればなるほど、
商品やサービスにも力が入るというのは
日本と変わらない印象でした。
また、発展途上と思われるベトナムの小売業も、
その土地に合わせたやり方で、
日本と変わらない、もしくはそれ以上のサービスが
展開されているというのが興味深かったです。
今後も海外のスーパーに関する情報発信をしていきたいと思います。
今回のライター紹介!
マーケティング室 コンテンツ作成担当
小林祐太
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