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初めて尽くしのフルスタック開発!!ChatGPTと共に1人で作り上げた新サービス開発での学びを語る
こんにちは!事業推進部のKです!
以前、サカイが新サービス「データミル」の企画の裏側をご紹介していましたが、今回は開発を担った私の視点で、怒涛の2か月間を振り返っていきたいと思います!
\サカイの記事はこちら/
「データミル」の開発の全容
【フロントエンド】
・サカイが作成した画面イメージをReactで開発
【バックエンド(Google Cloud)】
・BigQueryへの売上のデータを保存するためのレイアウト設計
・スマレジのサーバーからデータを取得してBigQueryへ保存する関数
・表示したいチャートのデータをデータベースから取得する関数
初めてのフルスタック開発への思い
上司のゴヤさんから、この新サービス開発の話をいただいた時、とても魅力的な話だと思いました。
今までの業務では、開発の一部に携わるという経験をしてきました。
しかし、業務に取り組む中で、1~10まで全て自分の力でアプリを作ってみたいと思うようになりました。
今回のサービス開発は自分で企画を考え、開発し、売上に繋がるものを作るという全てを網羅できると思ったので、まさに願ったり叶ったりでした。
開発の過程での技術的な難しさ
ただ、実際に開発を進めてみると、フルスタックでの開発を1人で進める難しさに直面しました。
これまで、フロントエンド開発は部分的に経験がありましたが、バックエンドも含めてシステム全体の設計・実装を行うのは初めての経験でした。
開発を進める中で、何度も設計や仕様を見直す必要が出てきたり、初めて使う技術に何度も躓いたりと一番苦労した部分だったと思います。
Google Cloudにさまざまなサービスの種類や運用方法がある中で、データミルの要件に合った適切な選定、フロントエンドとバックエンドのデータ連携の最適化には特に多くの試行錯誤がありました。
悩みは絶えませんでしたが、ChatGPTを心強いパートナーとして上手く利用することで、少しずつ開発を進めることができました。
開発のために培っておいて良かった技術
フロントエンドに関しては、過去の業務でフロントエンドの開発を行っていた経験もあり、そこまで難しさはありませんでした。
一方で、バックエンドの開発は将来的なAI機能の搭載を考えGoogle Cloudを利用したのですが、これまでの業務でほとんど扱ってきませんでした。
しかし、1年ほど前にAWSのソリューションアーキテクトの資格を取得する際に学んだ、クラウドサービス全般の仕組みや設計の基礎知識が活きました。
サービスごとに名称や仕様の違いはあっても、クラウドの基本的な考え方は共通しているため、今回初めて触れるGoogle Cloud独自のサービスについても、AWSで培った経験をもとに、スムーズに理解することができました。
事前に得た知識があったおかげで、初見のツールやサービスでも素早く使いこなせるようになり、開発を進める上でとても役に立ちました。
↓完成したデータミルはこちら↓
今回の開発で得た学び
ここまで書いてきたように、多くの試行錯誤をしながらデータミルを作り上げましたが、その分学びも多くありました。
何度も問題に直面したことで、自ら調査し、解決する力は特に身に付いたと思います。
また、技術面では、もともとの資格取得で得ていた知識以外にもクラウドの知識やアプリ開発に必要な技術など、新たに多くの事を学ぶことができました。これらの知識も持っているだけではなく、実際に使うことで理解が深まり、自信につながりました。
プロジェクト進行の面でも多くの学びがありました。一見、スムーズに進められそうな開発スケジュールでも、思わぬトラブルに見舞われ、思うようにタスクを終えられなかったり、新たにやらなければならないタスクが増えてしまうことが多々ありました。
特に今回のプロジェクトは、開発の担当一人ではかなりタイトなスケジュールでした。とにかく期限に間に合わせるために、企画を見直し、初回リリース時の機能を必要最低限に抑え、入社してから過去一頑張ったんじゃないかというくらい開発に全てのリソースを注ぎました。
このプロジェクトを通して、そのような事態にも迅速に対応できる力と、それを想定したスケジュールが必要だと痛感しました。
今後の展望
最後に、リリースは達成しましたが、これはあくまでスタート地点にすぎません。
まだまだ改善すべき点や追加すべき機能のアイデアが多くあるため、ユーザーのフィードバックを活かしながら、より直感的で使いやすいサービスへと進化させていきたいと考えています。
今後のアップデートを通じて、会社の成長に貢献するとともに、自信の技術力をさらに向上させ、新しい挑戦を続けていきたいと思います!