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小売り業界コラム

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小売り業界についてのコラムをまとめました!毎月新しいコラムを追加しています!!
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記事一覧

【未だ現役】レジェンド作曲家ジョン・ウィリアムズに学ぶ"シニア"の捉え方

突然ですが、「世界最高のオーケストラは?」と聞かれたら皆さんはなんと答えますか? 私だったらウィーンと答えるかなぁ… 一般的にもウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団などをイメージする人が多いようです。 優秀なオーケストラは世界各国にありますが、やはりクラシック音楽の本場といえばヨーロッパ。 その中でも、オーストリアやドイツの楽団は別格ではないでしょうか。 何で、こんな話をしたかというと、 この後登場するレジェンド作曲家であり超元気なおじい

減塩商品の"塩"対応と神対応について考える

私事ですが、最近『薬屋のひとりごと』というアニメにハマっています。 あらすじは省略しますが、作品内では様々な毒や薬の話が出てきます。 物語の中で、私たちの身近な「塩」がキーになっている回がありました。 酒のつまみで出てきた塩を大量に摂取したことで人が亡くなってしまうのですが、現実世界でも塩の摂取量と健康の関係は口酸っぱく言われています。 1回の食事で死に至ることはそうそうありませんが、 健康を気にして減塩商品を選ばれる方も増えているのではないでしょうか? 今回はそんな減

アインシュタインの相対性理論から学ぶSIMPLE IS BEST!

「この人の話、分かりづらいな…」 「結局どういうことなんだろう」 最近、そう思った機会はありませんか? データコムのHPでも年末に掲載したバスケット分析の記事の中で、分析結果をいかに分かりやすく、現場に伝えるかという話を取り上げました。 どんな記事だったかというと、 「バスケット分析でよく使うリフト値って高いのか低いのか分かりづらいよね…。"何人に1人が買った"っていう表現の方が分かりやすいんじゃない?」という話です。 かくいう僕も人に物事を伝えるのが苦手で、分かりやす

「指輪」と「指環」の違いって何?|目線を変えて見る小売業

指輪は、物語の題材としてよく使われます。 たとえば、次のような作品があります。 歴史上の「指輪」コンテンツニーベルングの指輪 ドイツの作曲家ワーグナーが作ったオペラです。魔法の指輪をめぐって、神々や人間やドワーフなどが争います。 ソロモンの指環 旧約聖書に出てくる話です。神から人を支配する力を持つ指輪をもらったソロモン王は、動物と話すことができました。 指環物語 イギリスの作家トールキンが書いた小説です。邪悪な力を持つ一つの指輪を破壊するために、勇者たちが冒険し

旬という言葉は英語には存在しない?|データアナリストが語る【小売り業界コラム】

英語には「旬(しゅん)」という言葉が存在しないこと ご存知でしょうか? 日本において、「旬」とは季節ごとの食材や花 イベントなどが最も美味しく 楽しめる時期を指す言葉ですが 英語圏ではこのような概念はないのです。 海外で使用されている旬に近い単語の 「season」の由来から旬について少し考えてみました。 四季の語源「Le semeur」はミレーの絵画タイトルにもパリを離れてバルビゾン村に移り住んだ ミレー(ジャン=フランソワ・ミレー)が はじめて手がけた大作である「種を